HPVワクチンについて
女の子の親さんからHPVワクチンは接種したほうがいいのか?相談がありました。副反応がでて訴訟になっているニュースを知っているだけで詳しく知らなかったので自分なりに調べてみました。なんと子宮頚がんは95%が男性からの感染で発症すると言われているそうです。性行為で感染し、ほとんどは自然に消えるが、一部の人でがんになることがある。
HPVワクチン接種で1万人に3人の副反応疑いがあるそうです。HPVワクチンは2013年4月から定期接種が始まった。ところが、接種後に疼痛(とうつう)や運動障害を中心とした多様な症状が報告され、厚生労働省は同年6月に積極的勧奨を差し控えた。それから約9年後の22年4月、ワクチンの安全性と有効性を示すデータが出そろったとし、厚労省は積極的勧奨を再開した。この間、日本は世界保健機関(WHO)から接種率の低さを批判されていた。しかしワクチン接種は女性だけ。子宮頸がんは男が原因がほとんどなのに男も接種したほうがいいのではないか。先進国の多くは男女ともにワクチン接種を公的負担で行っていますが、日本では公的補助は女性のみで男性はわずかな自治体に限られています。男性が自費でワクチンを受ける場合は3回で6万円ぐらいかかりますので積極的に受けようとする男性はほとんどいないのではないかと推測されます。HPVは女性の子宮頸がんだけでなく、男性に多い中咽頭がん、肛門がん、直腸がん、陰茎がんの原因にもなります。これらのがんの発症を予防するためにも男性の接種も有効みたいです。女性だけでなく男性もワクチン接種でがんのリスクが少なくなるはずです。日本では子宮頸がんに年間約1万1000人が罹患し、約2900人が亡くなるとされています。
これらをふまえてワクチンを接種するかどうかは個人の選択と責任であることと、性交渉の低年齢化が進んでる今、男性も女性も性交渉をおこなう前の正しい性の知識と相手と自分を守るためにHPVの事を知る事が大切であると思います。
漢方や鍼灸も予防や免疫力向上に役に立てると思います。お近くの店舗にお問い合わせください。
龍丸堂薬舗 俣野
このような現状を知らないままでは女性のみ